1年に1度の御開帳
安興寺の「六角堂」
![安興寺の本堂はとても立派。](https://kikugawanavi.com/wp-content/uploads/2021/02/b4b83b906a8daa97de5d21f30cb9418c-scaled.jpeg)
静岡県菊川市「安興寺 本堂」
「安興寺」は、1514年に創建された歴史あるお寺です。
本堂上部に飾られている立派な額縁には、
「龍昌山」という安興寺の山号が彫られています。
境内はとても綺麗に清掃されており、清らかな気持ちでお参りすることができます。
観音像を祀る「安興寺」の六角堂
![安興寺の六角堂。200年以上の歴史がある。中には三十三体の観音様がお祀りされている。](https://kikugawanavi.com/wp-content/uploads/2021/02/d56230013866bbb26c0e6fbf1bc7c92e-1-scaled.jpeg)
静岡県菊川市「安興寺 六角堂」
「安興寺の六角堂」は、1798年に建立されたお堂です。
形は京都の六角堂を模しており、正面に聖観音像を安置しています。
普段は六角堂の内部へ入ることは出来ませんが、
8月のお盆の時期に“1日限定”で御開帳されます。
お堂の中心部が回転し、1箇所で33体の観音像が拝めるようになっています。
山門の手前に立つ「六地蔵」
![安興寺の六地蔵。マスクをつけている。](https://kikugawanavi.com/wp-content/uploads/2021/02/4f56012e3c256419f6b65978bdd65ff8-scaled.jpeg)
静岡県菊川市「安興寺 六地蔵」
「安興寺」の山門手前には、「六地蔵」が安置されています。
六地蔵は、我々の生きる世界、そして死後の世界、
どの世界においても人々を守護してくださる存在として、お寺に祀られています。
お地蔵様が身に着けているものにも注目です。
境内を守る「仁王像」も立派!
![安興寺の山門の手前には金剛力士像、仁王像が立っている。見ごたえアリ。](https://kikugawanavi.com/wp-content/uploads/2021/02/ff3186e0f98d09988e912adc7671808e-scaled.jpeg)
静岡県菊川市「安興寺 仁王像」
山門の手前には、立派な“金剛力士仁王像”が安置されています。
特に、魔除けとして置かれる「仁王像」ですが、
“お寺の仁王像”と“神社の狛犬”は、同じ役割を果たしています。
隠れスポット!「常不軽菩薩」
![安興寺の常不軽菩薩。たわしを用いてお参りする。](https://kikugawanavi.com/wp-content/uploads/2021/02/f5bfcb74f5b126d9ad8f64e65bb36e07-scaled.jpg)
静岡県菊川市「安興寺 常不軽菩薩」
「安興寺」の隠れスポットが、「常不軽菩薩」です。
別名「たわし菩薩」とも呼ばれています。
“たわし”と“バケツ”を使って、「常不軽菩薩」を擦り洗い、お参りをします。
闇雲に擦り洗うのではなく、“自分の悪いところ(肩や腰など)”を擦ってください。
そして完治したら、“たわし”を壁に掛けてお礼参りをします。
33種の観音様がお祀りされている「安興寺の六角堂」は、とても立派なお堂です。
200年以上前に建立され、今日まで守られてきた歴史を、肌で感じることができます。
また、安興寺には見ごたえのある仏様がいくつもお祀りされています。
ぜひ皆さんも、お参りしてみてはいかがでしょうか?